2020-03-06 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
ダムをつくったら法定水利権をやるから、暫定的に水利権をやるよという仕組みですよ。さらに、人口が減っていっちゃうんですよ。古河市なんかは気の毒じゃないですか。五十年ですよ。半世紀も、ダムがなくたって水道水はとれたんですよ。本当に、こんなとんでもないやり方はないです。 小山市も二十五年ぐらいになりますね。
ダムをつくったら法定水利権をやるから、暫定的に水利権をやるよという仕組みですよ。さらに、人口が減っていっちゃうんですよ。古河市なんかは気の毒じゃないですか。五十年ですよ。半世紀も、ダムがなくたって水道水はとれたんですよ。本当に、こんなとんでもないやり方はないです。 小山市も二十五年ぐらいになりますね。
ダムがなくても水はとれたんだから、これはちゃんと法定水利権を与えるべきですよ、大臣。五十年。小山市で多分二十五、六年になる。五霞町は既に埼玉県の企業局から水をとっていますから、もう別に思川から取水しなくても大丈夫なんですね。 それから、新規開発するのが栃木市と下野市と壬生町です。今、県の企業局と一緒になって広域水道事業供給計画をつくっています。この三市町は、今、地下水で水道水を賄っています。
ですから、すぐにでも法定水利権を与えるべきであります。新たに水利権を取得しようとしている栃木市、下野市、壬生町は、地下水で十分間に合っており、わざわざ地下水から六割も表流水にかえる必要はありません。 したがって、人口減少時代を迎えて、もうダム開発をする必要が水需要の問題からもないと思われますが、大臣、いかがですか。 〔主査退席、盛山主査代理着席〕
大きく五点ぐらい点検する必要があるかと考えておりますが、まず、古河市、小山市、五霞町へ法定水利権を与えることであります。 南摩ダムは継続がいいという判断が下されたようでありますけれども、しかし、ダム完成まで八十一カ月、六年と九カ月かかるということでありますから、そうしますと、暫定水利権を、古河市は約五十三年、小山市は二十九年、五霞町は二十八年も申請して許可をもらうことになります。
前回の質問で、暫定水利権をこんなに長年認めているんだったら、ちゃんとした法定水利権を認めたらどうか、そんな提案もいたしましたけれども、これが実は現状であります。 こうした現状を見て、こうしたダムの開発をして、新規用水を開発する必要があると大臣は思われますか、いかがですか。
そういう自治体に対しては、法定水利権をもう与えるということも可能なんじゃないか。何十年も暫定的に、毎年毎年申請して水利権を取得しているわけですよ。こういう自治体に対してはもう法定水利権を与えてもいいんじゃないかと思うんですが、どうですか。
例えば、河川水を使った農業用水の場合に、農業水利権を持っているんですが、これをそのまま発電に使うことができるわけではなくて、発電水利権もとらなければいけない、法定水利権にしても慣行水利権にしても、そういう手続が今のところ必要だというふうに聞いておりまして、そのためにいろいろな費用がかかるわけでございますが、その費用の全額を支援する、ソフト面に対する支援の一つの例ですが、それを出しております。
○近藤政府委員 現在、鳴鹿堰堤にかかわっております農業用水と都市用水に法定水利権として与えられているものがございます。これらは、今後建設の段階でも既得水利として扱っていくこととしております。
ただ、先ほどからお話がございますように、慣行水利権につきましては、全く法定水利権と同様に効力を持つようになっておりますので、当然許可水利権と同様な規定がされてくる、こういうことでございます。